金額の高い自己投資に躊躇するあなたへ 投資金額÷残りの人生という考え方

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こんにちはテラです。

さて、みなさんは自己投資、されてますでしょうか?

世の自己啓発本では自己投資の大切さを説いたものが多くありますが、『大切なのはわかった。でも金額が、、、』という理由でなかなか一歩踏み出せない方が非常に多いのが実情です。

私も以前は金額の面で随分と悩みました。コミュニケーションスキルを上げるため、話し方のマンツーマン指導を検討していた時の話です。

講師の先生は元アナウンサー、法人個人問わずコミュニケーション指導の経験、実績を持つプロの方です。学習内容や人物分析など行い、是非この方から指導を受けたい!と思ったのはいいのですが、3ヶ月で18万円、、、少なくとも私にとっては大きな金額でした。因みに全6回、1回2時間です。そして税別です←結構重要(笑)

18万あれば何ができるか、、という話は長くなるのでカットします。

そして悩んだ末、たどり着いたのが減価償却という考え方でした。

減価償却とは投資金額÷耐用年数の計算式で1年辺りの償却費を算出するもので、主に企業会計で使われる用語です。

例えば500万円の車を買い、10年乗る場合、500万円(投資金額)÷10年(耐用年数)=50万円(1年辺りの償却費)となります。更にこれを1年(12ヵ月)で割れば1ヵ月辺りの金額(4万1千円程)がでるので、これを自身の1ヵ月の車の使用頻度や必要性と比較検討することで安いか高いかを判断する目安にできます。()減価償却はイメージしやすい例えとして用いており、学問上の意味や用途の説明ではありません。

ようは、500万円という大きい数字のままでは、単に大きな数字が目の前にある、というだけで安い高いが感覚的によく分からない。じゃあ判断しやすいように分析しましょうということです。

これを私の自己投資の話に当てはめると、どうなるでしょうか。

投資金額は18万ですが、コミュニケーションスキルの耐用年数は残りの人生年数です。

仮に今後50年、人と会話しながら生きるとすれば耐用年数は50年となり、18万÷50年=3600円(1年辺り)となります。

1ヵ月に換算すると300円です。随分小さい数字になりましたね。

「でも月に300円、一生払い続けるのと同じことだろ?」

と思った方、大事なことを忘れています。自己投資はあくまで「投資」です。ということは投資に対する見返りがあるわけです。例えばコミュニケーションスキルが上がれば、営業職であればお客さんとの信頼関係がより改善され、売り上げアップが見込めます。投資金額を回収するという意味では月に300円売り上げを上げることができれば+-0となる訳です。

私の場合、月300円の売り上げアップであれば余裕で達成できる金額であり、その上仕事以外でも人間関係をより良いものにできるのであれば、かなり安い投資であると判断できたので、現在この18万円のレッスンを受講中です。

まとめます。自己投資を検討する時、内容は非常に気に入ったのに、大きな金額に尻込みしてしまう場合は、投資で得られるものの耐用年数を確認分析すれば、数字が小さくなり、得られるものと支払うものの比較が簡単になります。

狭い範囲でものを見ると1回○○万円とか、目の前の数字にばかり目がいってしまうものなので、投資に対しても、自分に対しても長い目で見てあげましょう。

以上、この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。