チャンスをつかめ!文月宴会部長の「人を巻き込む」方法論

文月詩乃(@traveling_shino )と申します。

今日は長年腕を磨いてきた宴会部長スキルを利用した「人を巻き込む方法」についてお話しします。宴会はあくまで導入として、みんなを巻き込んで楽しいことを実現しよう!がテーマです。

文月的『宴会部長』の定義

プロジェクト型業務のエキスパート?

狭く見れば「飲み会の幹事・企画者」という宴会部長。しかし複数のタスクを同時に進行させながら、周囲の協力を仰ぎ、会場全体を一つの方向に盛り上げるその姿は、プロジェクト型業務の最小単位である「宴会」をこなすプロフェッショナルだと思いませんか?笑

宴会部長の分類

そんな宴会部長を文月は2種類に分類します。

  • 請負型宴会部長
    • 発案者が提示した企画を実行に移す人格
    • 「1」→「10」にするタイプ
    • 求められるスキル
      • 発案者の意図を正確に読み取る
      • 参加者の満足度を高める仕組みを作る
      • 滞りなく企画を実行する
  • 発案型宴会部長
    • 発案者は宴会部長自身
    • 「0」→「1」あるいは「1」→「10」にするタイプ(企画内容による)
    • 求められるスキル
      • 魅力的な企画の提案
      • 協力者を探し出して巻き込む
      • 滞りなく企画を実行する

「請負型」で求められているのは、発案者の意図を読み取ったうえで企画を滞りなく進める戦略・実行スキルです。これは参加者の希望を事前にヒアリングしておけば問題ないでしょう。しかし「請負型宴会部長」はあくまでも発案者の影武者として企画を実行します。

しかしライフエンジンは自身の夢を実現するためにカウボーイたちが集う場所。そこで文月が主題にしたいのは、自分がやりたい!と思った事を、周囲の人を巻き込みながら実行していく「発案型宴会部長」です。

発案型宴会部長の人を巻き込む方法

今回は宴会でのポイントも抑えつつ、先日ライフエンジン界隈で盛り上がった「#本棚の10冊で自分を表現する」というハッシュタグでの投稿を踏まえて記載します。

その1 ○○したい!と明言すべし

無目的な宴会は、少ないのではないのでしょうか?

気になるあの人と話をしてみたい、お世話になったあの人を送りたい、話題のお店の人気メニューを食べてみたいなどなど。○○をやりたい!という目的がそこには隠れています。

ならばます「○○やりたい!」と明言しましょう。例えば「○○の日本酒が気になるから行きたい!(だから誰か一緒に行こうよ!)」と呼びかけるのです。

意気投合した誰かのやりたい!に便乗するのも良いでしょう。

▼先日twitterではこんな感じに文月が便乗しました。だって「どんな本を読んでいるのか」気になりませんか?

その2 「協力者」を見つけるべし

ただ「やりたい!」というだけでは宴会企画は進みません。参加者を集めるために同じ様にやりたい!と考えている協力者を探します。

先の「やりたい!」宣言で呼び水を作っているので、「それいいね!」と反応した人を中心にさらに声をかけていきます。また、誰かのやりたい!に便乗した場合、発案者自身が協力者になってくれる可能性が高いので、一気に話が進みます。

▼先ほどのツイートの続き、ここから協力者が少しずつ増えていきました。

その3 既成事実を作るべし

仲間が集まっても「やりたいよねー(フェードアウト)」なんてことにしては、もったいない!

抽象的だった「やりたい!」に具体的な形を与えて、「このワクワクすることは現実にやることなんだ!」というイメージを共有します。宴会ならば「来週の○曜日ならすいてそうだね!」「もし行くなら○○は食べたいね」「○○さん呼ぶなら××さんも声かける?」などなど。

▲ここで「開催」という単語を投下して、みんなで何かやるというイメージを共有できるように投げかけました。

その4 油を注ぐべし

やりたい!に現実感を持たせるために、さらに具体的なイメージを作る材料をどんどん提示します。文月は下記のようなことを念頭に話を展開します。

  • 一人で決めない
    • これが一番大事。途中経過はどうであれ、結論は協力者の合意を得て初めて成立するものです。
  • ブレストの材料となるネタや意見の投下
    • 日ごろから興味のある内容なら、関連する話題を投下するのも◎
    • ネタが無くてもその場でググって提示してみる

宴会部長時には「一人で決めない」を特に重視してます。企画進行のために一人で決断すべき場面もありますが、やりたい方針等の大事なことはみんなで決めましょう。

▼ググったばかりのブレストネタを投下する文月

▲うさぼうさんがさらにアイデアを投下し、ブレストが続きます。

その5 見切り発車OK!周知&実行すべし

方針が決まればワクワクはもうすぐ!あとは参加者全体に周知して実行するだけです。

……え?準備ができてない?そこは最低限の準備だけ行えばOKです。宴会ならばおおよその人数の確認とお店の予約(人数が確定していないなら、いつまでは変更可能かの確認を行えばばっちりです)等でしょう。

▼先ほどのツイートならば本が10冊あればOKです。

▼以下、本棚の10冊を見に行く宴会の模様ですw

いやぁ…本当に楽しかったです。ありがとうございました^^

終わりに代えて(注意点)

最後にいくつか注意点をまとめて締めたいと思います。

熱狂には賞味期限がある

いくら盛り上がった企画でも時間とともにそのワクワクした熱狂は薄れていきます。ここを失敗してお蔵入りした企画が文月の倉庫には眠っています。熱狂が薄れる前にイメージを固定化させちゃいましょう。

自分が一番楽しみましょう

決してエゴになれ、というわけではありませんが感情は波となって周囲に伝わるものです。一度乗ったならば全力で乗り切りましょう。

まずはワクワクを発信してみよう!

まずは○○やりたい!と発信しなければ始まりません。誰かが気付いてくれたらラッキーくらいの気持ちでどんどん発信してみましょう。twitter等のSNSをフル活用するのも良いと思います。(私もやってますし)

 

いつもよりボリューミーな記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。

これにて、ドロン。