新しい職場にすーっと溶け込んで一生の宝物を手に入れよう

こんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。

4月に新しく入社したり、異動などで職場が変わった方。もう慣れましたか?
直近2つのライフエンジン記事に触発されまして、私も何か紹介できるスキルがないかなと探してみました。
脱人見知り宴会部長に私も続いてみたい!そんな私からは、新しい職場にすーっと溶け込む方法を紹介します。

その前に2つの現場をイメージしてください。

私が渡り歩いているシステム開発プロジェクトの現場 その1

3K(きつい、厳しい、帰れない)で表現されたり、デスマーチ(死の行進)なんて物騒な言葉も使われるシステム開発プロジェクト。その雰囲気になじめないと徐々に萎縮して本来の力を発揮できなくなります。いったん萎縮してしまうと、気軽に確認もできなくなり、やっとの思いで仕上げたものをあっさり否定されてしまい、スキル足りないんじゃないのとか、普通確認するよね?とか、のわりには早く帰ってるよね、とか聞こえてきて(もうやめて・・)

私が渡り歩いているシステム開発プロジェクトの現場 その2

決して毎日定時に帰ることはありません。種類は違えど1年の大半が山場です。しかし、自分だからこそできる、このチームだからこそできることに取り組んでいます。もう疲れたから帰ろう!と言う時には一定の達成感を共有しています。喫煙所でも居酒屋でも解決策を探します。プロジェクトは必ずしも理想どおりになるとは限りませんが、またこのメンバでやりたいよね!と言い合って解散し、その後も必要になったら頭に思い浮かび、声をかけあう仲間。そんな仲間の一員になれた実感は、私にとって一生の宝物です。

すーっと溶け込むために集める3つのもの

かくいう私は、初対面の会話も得意ではありませんし、宴会を盛り上げるのも得意ではありません。
しかし、そんな私は、大変ありがたいことにその2の現場を多く経験させて頂いています。

そのコツは、友達と、情報と、小さな貢献を集めることです。

友達をあつめる

気兼ねなく相談できる人の存在は大事です。最低でも1人いれば心が折れそうになっても踏みとどまることができます。上司や部下など関係は問いません。タバコや食事、ちょっとした時間に気軽に話ができる、喜怒哀楽を遠慮せずに共有できる人を一人でも増やしましょう。

情報をあつめる

情報をあつめることは、直接仕事に役立つだけでなく、友達をあつめるのにも役立ちます。参加時に提供されるものが十分でなければ、イントラネットやファイルサーバを自分で探しにいきます。プロジェクト計画書には目的やスケジュール、体制図などお宝がたくさんあります。これを道標に、こんどは関係各所の運営ドキュメントやら、作成物やらを眺めます。座席表、なんてのも便利です。所属する会社がわかり、誰と誰が隣に座ってるかでチームの中での位置づけも見えてきたりします。情報が集まると、誰と友達になれそうか、が見えてきます。情報集めには話は尽きないので続きは別の機会に。。

小さな貢献をあつめる

自分の発言や作ったものを誰かに受け入れてもらい始めると、溶け込みが加速します。どんなに小さなものでも頼まれ事はチャンスです。頼まれてなくても、自分にできることはなるべく手をつけておきます。本来の役割じゃないからとか、まだ指示されてないからとか、言いっこなしです。誰かが拾えてないタスクがあれば拾う。自分で完了しなくても、持ち主を見つけて届けるのも一つの貢献です。ルールがなくて混乱していたら一つ目のルールを書き始める。特定の人しか知らない予定があったら見えるところに貼る。皆が使えそうなツールやTipsを持っているなら勇気を出して提供する。やれることはいくらでもあります。

こうした友達、情報、小さな貢献を集めていくうちに、自分がその場にいることが極めて自然に思えてきます。周りの人もそう感じてくれるようになります。

後は、自分の持てる限りの力を存分に発揮するのみです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。スキルと呼ぶには汎用性や再現性があるのか不安はありますが、何かのきっかけにでもなれば嬉しいです。