何気ないことですら成長の機会に!

こんにちは!フルハ(@read_holic_alt)です。

皆さんは自身の「成長」についてどう考えていますか?

成長というと、何か大それたことを達成しないといけないと思う方もいると思います。
ですが僕の場合は「小さな気付き」も「成長」と捉えていて、ふと今までの自分にない価値観や考え方、知識などが自分の中に生まれた時や気付けた時なども成長と捉えています。

こうすることで自分の中に「小さな成長」という「成功体験」を積み重ねていくのです。
よく他の方に「モチベーションが凄いですね」と言われることがありますが、この積み重ねによってモチベーションの持続を計っているというわけです。

そこで今回は、僕が実際に行っているこの「小さな気付き」を得るための考え方、「姿勢」について僕の体験を交えて紹介します。

「何か得るものを持ち帰る!」つもりで望む

事例1 その説明会ですら学びの場である

僕は以前あるコピーライターの講座に通っていて、その講座に通う前の説明会でのことです。
ある講師一人の先生の講座の説明で
「職種に限らず、講義でのことを実際に一週間以内に仕事に活かしてください」
とありました。

その瞬間僕の中で「つまりこの講座では職種に関係なく実際の仕事に活かせることも勉強できるのか! どう活かすかはその人によるのだろうけど、ならこの説明会でも何か持ち帰ってやる!」という気持ちが沸き起こりました。

そして、その講師の先生の今までの仕事の紹介で気付いたことを、いつも持ち歩いているバイダーに挟めているA4のコピー用紙1枚にイメージマップを使って必死に書き綴っていました。

そのメモから僕が分かったことは
「チャンスの作り方」「そのチャンスをものにする」ということでした。
それが分かっただけでも僕は「この講座は受ける意味がある」と踏んで、その場で10万円前後するその講座を受講することを決めたのです。

「講座は始まっていないけれど、今日のこの説明会で得たことを一週間どころか今この瞬間から実践してやる!」そう決意して帰宅した2日後…

僕は生まれて初めて、個人で1つの執筆の仕事を受注したのでした。

報酬を頭金にしてMacBook Airを購入した僕は、1週間後の1回目の講義でそのことを講師の先生に報告に行ったところ「0回の講義(説明会)で仕事に活かすどころか仕事を取ってきたのは君が初めてだ…」と大変驚かれました。

 

事例2 ただでは転ばない!その裁判ですら学びの場である

実は先日、私事で原告として戦っていた裁判に一区切りを付けました。

僕はこの裁判からも何か得るもの、次に活かせることを拾うつもりで望んでいました。
証人として証言するにあたり、信頼している弁護士の先生と打ち合わせてしている最中のことです。
被告人がこちらの痛いところを突いてくることを想定した質問を、弁護士の先生にしました。

フルハ「こういう答えにくい質問をされた場合はどうしましょうか?」
弁護士の先生「うん、関係ない(キッパリ)」
フルハ「どういうことですか?」
弁護士の先生「そのことはこの件には一切関係ない」

その瞬間僕は、仕事として日常的に言葉を使っているプロが目の前に立っている事に気づきました。
そして僕は裁判を通しての打ち合わせから、筋道を立てて論理を考え組み立てることと文脈の結びつき、その過程の重要性という「気付き」を得ることが出来たのです。

この「気付き」はその後の裁判以外のディスカッションや日常での会話でも多いに役に立っています。

学びの姿勢についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「成長」について、「何かに望む際の姿勢」から書かせて頂きました。
別の講師の先生によると、「同じことを教えているはずなのに人によって伸びが全然違う。本人の能力云々ではなく、それを学ぶ姿勢、吸収力が違うからだ」とのことです。

自分よりも才能がある人間はゴロゴロいるでしょう。
でもその人達を才能云々ではなく、学びの姿勢という小さな気付きの積み重ねで追い抜けるとしたら、ちょっとワクワクしてきませんか?
そういう世界で生きていくことの厳しさや楽しさに、僕は面白みを感じます。

日常の小さな気付きから、成長の一歩を。

フルハ