一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。さっちゃん@スーパーベターズ(@sachi_pochi_814)です。

突然ですが「ボルダリング」というスポーツをご存知でしょうか?

今回は、ボルダリングのご紹介とボルダリングで学べる三つの能力

①身体能力
②テクニック
③戦略的思考能力

のうち、「③戦略的思考能力」について、取り上げたいと思います。

ボルダリングとは?

ボルダリング(Bouldering)とは、ロープを使わずに自らの手足のみで岩や人工壁を登るフリークライミングのひとつのジャンルです。
高さ3~4m程度です。
ボルダリングを含むスポーツクライミングは、東京オリンピックの追加競技の2次選考まで進んだものの残念ながら落選となりました。
有力競技のひとつのようで、2024年のオリンピックでは採用される可能性もあるとのこと。
今から10年みっちり取り組めば、2024年のオリンピックに私が出場できる可能性もゼロではないかもしれませんね(?!)。

ボルダリングの遊び方

一言でいうとてっぺんまで登ればOKです。
ボルダリングジムのような室内施設では、色の付いた様々な形のホールドと呼ばれる突起物が壁に設置されているので、それらを利用して登っていきます。

室内施設の場合、「課題」があり、使えるホールドが限定されているため、それを解くパズル要素の高いスポーツとも言えます。
逆にいうと、ルール通りに登らなければいけない面白みがあります。
サッカーに手を使ってはいけない、オフサイドがある、といったルールがあるのと同じですね。

また、「課題」にはレベルが設定されており、初心者から上級者、老若男女を問わず、自分のレベルに応じて楽しむことができます。

ボルダリングで学べる「戦略的思考能力」とは?

「課題」のレベルが上がるにつれて、力任せだけでは「課題」が達成できなくなります。
実際、友人達とボルダリングジムに行った際、小柄な女性がすいすい登っていて、屈強な男性が苦戦している、という場面に出くわしたことがあります。
「レベルを上げて物理で殴ればいい」というものでもないのです。

つまり、「課題」をムリ・ムラ・ムダが発生しないように登るためには、観察力やシミュレーション能力が必要となってきます。
登る前から、オブザベーション(壁のスタートからゴールまでを観察すること)を行い、登っている最中はどうやったら次の1手を取れるか考えながら登っていきます。

オブザベーションしていても、いざとなったら体が動かないことがあり、壁の途中で固まってしまうこともあります・・・。
そんな時は一回壁から降りて作戦を立て直します。
腕力だけに頼って登っていると腕がプルプルしてきてあんまり遊べません・・・。
体の使い方やペース配分は重要です。

そして今までできなかった課題を登りきれたときの達成感と言ったら!
ただ黙々と登り降りを繰り返している訳ではないのです。

ついつい熱くなってしまいましたが、課題が出てきた時に自分はどう対処するか、観察して計画して実行する、トライ&エラー、そういったところは、「自らの夢に向けて行動し続ける」ために必要な要素だと思っています。

ボルダリングってなかなか奥が深いスポーツでしょう?

最後に、トッド・スキナーさん(フリークライミングの第一人者)の言葉で締めくくりましょう。

If you can take one step, you can take one more.

「一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる」

おまけ

今まで行ったことのあるクライミングジムをご紹介します。

・B-PUMP Tokyo 秋葉原
東京都文京区湯島1-1-8
http://pump-climbing.com/gym/akiba/

国内最大規模らしい。広くてきれいです。

・PUMP2 川崎店
川崎市多摩区中野島2-9-30
http://pump-climbing.com/gym/pump2/

ロープクライミング(高さ10m程度)もできます。こわ楽しい!

・APEXクライミングジム四谷三丁目店
東京都新宿区四谷3-13-24
http://www.apex-climbing.com/yotsuya/

ビギナーセッションが親切!

この記事でボルダリングに興味を持つ人が増えるといいなあ、そして一緒に登れる人が現れるといいなあ、と思いつつ筆をおきます。