誰かの「やらない」理由のせいで、あなたの夢を諦めないでほしい

文月詩乃と申します。今日は夢に向かって頑張るあなたにエールを送ります。ズバリ、

誰かの「やらない」という理由のせいで、あなたが夢への一歩を踏み出せないのなら、私が背中を押してあげよう。

さて、文月は週末和服生活のため着物姿が多いので、よくこんな質問を受けています。

「なんで○○な思いをするのに、やる/続けるの?」

この○○の部分には大抵嫌な気分やつらいことなど、ネガティブな感情が入ります。私の場合は「なんでそんな面倒な服着るの?」「暑くないの?」「目立ちたいの?」等。本論とそれますが、着物で観光地を歩いているときに「外人さん?日本人は着物着ないから…」なんて言われたこともありました。

話を元に戻しますがこのフレーズ、別に着物に限らず身の回りで耳にする言葉じゃないでしょうか?「大変でしょう?」「面倒でしょう?」等々、あなたのワクワクした気分や、やる気に水を差す言葉は私たちの周りにはあふれています。

さあ、ここで問題です。

「○○な思いをする」のは一体誰か?

一体誰でしょう?ちょっと考えてみてください。

このネガティブな「○○な思いをする」のは、果たしてあなたでしょうか?本当に?あなた自身はワクワクしていて気付かなかった、いや気にならなかったんじゃなくて?

「○○な思いをする」のは、あなたではなく”発言者”

このような発言の場合、ネガティブな感情を抱いているのは今実行している(もしくは始めようとしている)あなたではありません。実は発言者の「そういうネガティブな感情になるだろう」という予想でしかないのです。

もちろん中には実体験からの忠告で伝えてくれる人もいますが、「私が○○と思ったから、お前も○○と思うに違いない。だから無理だ」というのがほとんどです。でも、「あなた自身がそんなネガティブな感情になるか」なんて、やってみないとわからないじゃないですか。

「やりたい」と思った気持ちを忘れないで

そもそもあなたはどうしてそれを「やりたい」と思ったのでしょうか。そこに「なりたい」と思った自分の姿が見えたからじゃないのでしょうか。

もちろんタダではなれませんが、なりたい自分になるためには少々の困難くらいきっと乗り越えられます。やってみたら大した事ないかもしれませんし、夢中になっていれば振り返ったころには突破しています。続けていれば気にもならない些細な事かもしれません。

「私が○○と思ったから、お前も○○と思うに違いない。だから無理だ」なんて、その発言者のものさしで見た世界にすぎません。あなたの可能性をわざわざ消してしまうような定規で自分を計る必要は無いのです。

では、そんな発言に負けないためにはどうしたらいいのでしょうか。

「なんで○○な思いをするのに~」に負けない武器を身に着けよう

「やりたい」という気持ちを育てるために、あなたに必要な武器は何でしょう?それは「○○な思い」から視点や捉え方を変える方法です。いろんな人が似たようなことを紹介しているので、私から出すのも恐れ多いですが二つほどご紹介いたします。

武器①技術や知識を身に着ける

新しい技術や知識を身に着けると、できることや考え方がグーッと広がり世界の見え方が変わります。

文月の着物話の場合、「着るのが面倒そう」「暑そう」なんてのは、着方や小物の知識を得れば対処できることが多いです。襟の抜けた着付けをしたり、サポート小物や夏ものの道具を集める等々。(でも「暑そう」に至っては冬の女子高生に「ミニスカで寒そう」と言っているのと同じだと思ってます。)

また繰り返し着ることで「慣れる」事ができれば、それは立派な技術として活用できます。かつて時間のかかっていた着付けだって慣れればささっと着れるものです。(文月も初めは2時間かけて着てましたが、最近は30分で着つけられます)

インターネットでとっかかりを探すもよし、詳しい人に会いに行くもよし。世界を広げる方法は身近なところにちゃんとあります。

武器②仲間を見つける

同じ目標を持つ人や、やりたいことに対して一緒に楽しんでくれる人がいると心強いものです。

「こんなことがやりたい!」って宣言したり、「私もやりたい!」なんて賛同してくれる人を探したり、似たようなことをやっているサークルに所属する等、私もいろいろと実験をしております。ご縁のあったライフエンジンとか良い見本ですよね。目的地は違えどこの世界には夢に向かって頑張っている同志がいると気付ければ、世界は少し優しく見えます。

文月も「着物が好きだ!」「週末は着物だ!」と宣言しているうちに、「私も着物が好きだ!」「今度着物着てみたいから買い物つきあって!」と仲間が増えてきました。

 

いかがでしょうか?

まだ、あなたの熱意を知らない誰かの言葉に負けそうになりますか?ワクワクしながら進むあなたの足を引っ張る言葉がありますか?

あなたが夢見た「なりたい自分」への後押しになれば幸いです。

それではこれにて、ドロン。