ゆっくり考える時間をとると生活に革命が起きる

自己啓発書などを読むとよく書かれている「ゆっくり考える時間をとる」ことの大切さ、最近まで私はその大切さを実感できていませんでした。

しかし、「投資」として8時間睡眠にチャレンジしはじめたきっかけから、この大切さをとても実感できるようになったため、その体験についてシェアします。

ゆっくり考える時間をとれた背景

そもそも、私は目が覚めている間は常に何かをやっていないと落ち着かないような性分があるため、寝たいときに寝る、起きたら活動する、に近い生活スタイルでした。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」という本を読んでから、8時間睡眠によって十分に休息を取り、起きている間の行動の質を高めるという考え方に惹かれ、すぐに試してみることにしたのです。

疲れているときは8時間寝ることは簡単なのですが、特に何もなければ6時間程度で自然に目が覚めてしまいます。そこであと2時間程度を、起きずに布団の中で過ごそうとするのですが、そうするととても暇です。

そこでその暇な時間をきっかけに、今自分が置かれている環境などについてよく考えてみることにしました。

今のままで良いのかを自問する

人はできるだけ現状維持を好む生き物です。また、不便に感じることがあったとしてもそれに慣れ、やがてはその慣れた状態で居続けること容易に選択してしまいます。

不便な環境なのに、その環境のまま居続けることを選択し続けるなんて恐ろしい状態ですよね。ゆっくりと考える時間をとることは、その状態を壊す手助けになります。

最近、私はライフオーガナイザー2級という資格を習得しました。そのこともきっかけの1つとなり、ゆっくりと考える時間に今の住居の動線や収納環境について考えを巡らせてみました。

すると、今の状態よりももっと快適に過ごせるであろう住空間についてひらめくことができました。住空間の改善はすなわち生き方の改善に直接繋がりますから、これは私にとって革命です。

ただ漫然と日々を過ごしていたままなら、この先もずっと思いつくことはできなかったでしょう。

考える→変化が起きる→また考える

おそらく、「ゆっくりと考える時間は大事」と説く人たちは、このように「考えた結果、大きな変化を得る」ことを何度も経験してきたのでしょう。

私も今回の体験をきっかけに、ゆっくりと考える時間を定期的にとっていこうと思います。

あなたも少し立ち止まって、今の自分の環境について思いを巡らせる時間をとってみてはどうでしょうか?