困難を、困難じゃなくする3つのステップ

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困難だけどやりたいことや、やりたいことの為にやらなくちゃいけないこと等、大変でもやるべきことってありますよね?

そこで今回は、以前思いついてから愛用している、そう簡単ではないタスクを少しでも簡単にするやり方を説明したいと思います。

1.分析

まずはバラバラにすることが重要です。「大きなタスクは分解すると簡単になる」というのは、多くの方が言っていることですが、ポイントは、「普通、そこまでは…」と思うぐらいバラバラにすることです。
海外旅行だって、簡単に言うなら行って帰ってくるだけです。しかし実際は、

  • 必要な持ち物を判断する
  • 乗り継ぎの時間の調整
  • 現地で買い物する時のコミュニケーション
  • 税関でのチェック

等など、色々あります。乗り継ぎで乗り場が分からず焦ってしまい荷物を忘れてしまった、なんてこともありえます。

2.敵(タスク)を弱くする

次に、バラバラにしたそれぞれのタスクを簡単に出来ないか考えます。調べれることは調べておいたり、テンプレート化するなど、事前に出来ることは沢山あります。

先ほどに続いて旅行を例にするなら、

  • 必要になりそうな物をネットで調べる
  • 目的別に持ち物表を作る
  • 乗り場の場所などを把握する

といった風にいくつもあります。特に、空港などのマップを分かっておけばその場その場で迷うことがなくなるので、余裕を持って行動できるようになります。

3.自分を強くする

タスクのハードルを下げたら、今度は自分の跳ぶ力を上げます。1の分析で具体的にどのようなことが必要なのかが分かっているので、それに適した練習などをして能力を上げたり慣れたりするのが基本です。これは今回の3つのステップ全般に言えることですが、必要でさえあれば”普通はそこまでしない”こともするのがポイントです。

  • 現地の言葉で便利なフレーズを覚える
  • 行き先の気候にすぐ慣れれるよう温度の調整する

等、自分自身を強化することでよりスムーズに出来ます。生まれた余裕は、現地でのより大きな充実に繋がるでしょう。

最後に

このように、敵の特徴に合わせて弱体化させ、自分を強化する。実はこれは多くの人がRPGでやったことがあるやり方です。とてもオーソドックスで、言ってしまえば単純ですが、シンプルだからこその確実さがあります。今回は海外旅行を例に出しましたが、このやり方は何にでも使えます。

大事なのは”普通はそこまでしない”ことでも、それで簡単になるならやることです。人間、気が付くと一般的な、よく目につく方法だけで対策を立てがちです。だからこそ、こういった方法で1つ1つ対策を立てることが重要になると思います。