初めて個人でのKDP電子書籍出版に挑戦してみた理由

はじめまして!岡野純と申します。
現在、会社員と漫画家のパラレルキャリアで活動しています。

今月、「やる気クエスト」という電子書籍を出版しました。
Amazon Kindleストアにて販売していますので、ご興味があればぜひご覧になってみてくださいね。

セルフ出版への挑戦

ところで、今回の電子書籍は初めて出版社を通さずに個人名義での出版に挑戦してみた作品です。

実は、ありがたいことに今までどおり出版社経由で本を出させていただくお話もいただいていました。
にもかかわらず今回はそのお話を保留にさせていただき、セルフ出版を優先させていただいたということになります。

なぜ、あえてそんなことをしたのか?
理由はいくつかあったのですが、一番大きな理由は「再現性のある夢の叶え方を構築したかったから」でした。

「再現性のある夢の叶え方」とは

僕は今の時代を、「夢を叶えやすい時代」だと思っています。
自分の想いや作品を簡単に世に出すことができる環境が、僕らがこどもの頃に比べて圧倒的に整っているからです。
SNSしかり、ブログしかり、YouTubeしかり、電子書籍しかり。
だからこそ今の僕は漫画家になれたと思っていますし、漫画家になりたい人には「漫画家になっちゃいなよ」と言いたいです。

しかし冷静に我が身を振り返ってみると、ちょっと待てよ、と思うことがありました。
たとえば僕は先述のとおり、出版社から本を出させていただきました。

これは大変にありがたいことですが、ほかの人に「君もやってみなよ」と薦めたところでなかなか同じことをできるわけではありません。
いえ、ほかの人だけではなく、僕自身だってそうです。
出版社からのお話が途絶えてしまったときに「また出版社から本を出してもらおう」と思ったって簡単にはいきません。

つまり「出版社経由での出版」は「再現性」が低いのです。
もちろん日頃からブログを書いていたりSNSで目標を宣言してみたりということが重なった上でそういうお話がいただけたというのも事実でしょうが、そこに「運」の要素は全くありませんでした、と言ったらきっと嘘になります。

「夢をかなえるためには結局、大きな才能やスキルや強運などの要素が不可欠なのです」
…とまとめてしまうと、全然「夢を叶えやすい時代」じゃないわけです。

本気で「夢を叶いやすくする」ために

でも僕は本気で、現代は「夢を叶えやすい時代」だと思っています。
ただ今の僕では、イマイチその説得力に欠けています。
何より、僕自身いつ出版社からのお話が途絶えるか分からないのに、セルフ出版の経験が無かったとするといざという時に「もう電子書籍は出せない…」ということになってしまいます。
それはものすごく怖いです。

そうならないように、なるべく運に頼らずに夢を叶える方法ーすなわち「再現性のある夢の叶え方」を知っておく必要があると思ったのです。

そのための一歩が、今回のセルフ出版ーKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)での出版です。
ひとまず一冊の形にはなりました。
その詳細や経過は、またこのブログ上でお伝えしていきますね。