こんにちは。みや(@cottonweed1023)です。
ここ、ライフエンジンで記事を書くのは、今回で10回目になります。最初に書いた記事の冒頭で、わたしはこんなことを書きました。
わたしにはいま、「クリエイターとして生きていきたい(”ものづくり”がしたい)」という夢があります。
今回は、この夢の話をしたいと思います。
夢を叶えるために起こした2つの行動
冒頭に挙げた「クリエイターとして生きていきたい(”ものづくり”がしたい)」という夢を叶えるため、わたしは2つの大きな行動を起こしました。
まずひとつは、先月いっぱいで4年間勤めた会社を辞めたこと。詳しくはわたしのブログに書いていますので、ご興味のある方はぜひこちらをお読みください。
参考:おれは会社をやめたぞ!ジョジョーーーッ!! | みやの宝箱
※ふざけたタイトルですが、内容は至って真面目ですw
そしてもうひとつは、先日BASEというサービスを使って自分のネットストアを立ち上げたこと。こちらも詳しくはわたしのブログに書いていますので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。
参考:ネットストア「みやの宝箱」を立ち上げました! | みやの宝箱
この2つの行動を起こすことは、昨年の時点で決めていました。そして、予定通り実行した。でも本当は、ネットストアはもっと早くに立ち上げるつもりでした。
なぜネットストアを立ち上げるのが今頃になったのか。その理由は簡単で、怖かったからなんです。
好きなことをやるのはとても怖いこと
ライフエンジン仲間であるjMatsuzakiさんが、1stライブの前日にご自身のブログでこんなことを書かれていました。
実のところ、好きなことをやるのはとても怖いことなのです。好きなことをやるのはとても勇気のいることなのです。(中略)
好きなことを現実化するには、例外なく自分の無能さを自覚しなければなりません。そして、失敗と挫折の繰り返しを覚悟しなければなりません。そのうえ、「時間がないから」とか「趣味でいいから」といった言い訳に逃げ込むこともできなくなります。
参考:好きなことをやるのはとても怖いことである~jMatsuzaki 1st Liveを迎えるにあたって~ | jMatsuzaki
まさにわたしもこんな心境でした。「クリエイターとして生きる」と自分で決めたはずなのに、いざその想いに真正面から向き合ってみると怖くて怖くてたまらなかった。
だから、自分でいろんな言い訳を作り出してなかなか動き出せなかったのです。でも、あるひとつの出来事が、そんなわたしに大きな勇気をくれました。
「イラストを描いてほしい」という依頼と葛藤、そして予想外の言葉
ネットストアを立ち上げられず悶々としていた時、勉強会で知り合った方から「お金を払うからアイコンイラストを描いてほしい」という依頼を頂いたのです。
しかも提示してくださった金額は、今のわたしのレベルには多すぎると思える額でした。依頼を受けるかどうかかなり迷いましたが、お受けすることにしました。依頼してくださったそのお気持ちが、本当に嬉しかったからです。
でも依頼を受けた後、わたしはさらに迷いました。わたしのイラストはかなりゆるい感じで、決して上手な訳ではない。でもお金をもらう以上、今のわたしに描ける最高のイラストを描かなければと思い、何度も描き直しました。
そして描きあげたイラストをお見せすると、その方は「できればいつも描いているのと同じようなテイストのイラストを描いてほしい」と仰って、さらにこう続けました。
「手際の良さとか、無難さとかを求めるなら、普通のイラストレーターに頼むので、みやさんにお願いした理由は、単純にみやさんの絵のテイストが好きだからっていうそれだけです。」
大切なのは「上手さ」ではなく「自分らしさ」
「自分の好きなことを仕事にしたい」という人は、きっとたくさんいるでしょう。でも、それと同時に「自分より上手な人はたくさんいるから自分には無理だ」と諦めてしまう人も、きっとたくさんいると思うんです。
お金をもらってイラストを描くことになったとき、わたし自身も「その金額に見合うような上手なイラストを描かなければ」という考えでいっぱいになっていました。そして気付けばいつもより自分なりにめいっぱい背伸びしたイラストを描いていたのです。
でも大切なのは、そんなことではありませんでした。本当に大切なのは、自分らしいイラストを描くことだったのです。自分らしいイラストとはどんなものかというと、頑張らなくても自然と描けちゃうような、きっとそんなイラストのことだとわたしは思います。
それはイラストに限らず、他のことでも同じなのではないでしょうか。
まとめ
自分の作り出したものに自分で値段を付けてお金をもらうということは、正直今でもとても怖いです。めちゃくちゃドキドキします。
でもだからと言って背伸びをすることはせず、頂いた依頼に真摯に向き合いながら、常に自分にこう問い続けたいと思います。
「そこに自分らしさはあるか?」と。