記録すれば上がる?毎日の幸せ度

 

「1つのことに人生の全てを注ぎたいですか?」

そう聞かれ、「愚問!」と断言した燃えたぎっている人はそんなに多くないと思います。

ところで、毎日の幸せ度を上げたいですか?「幸せ度」は「満足度」や「充実感」、それともいっそ「いいね!度」と言い換えてもいいです。

要は毎日のそういったことをより上げたいかという質問なのですが、恐らく90%以上の人が「Yes」と答えたでしょう。

私もずっと日々をより良く過ごしたいと思ってきました。そうしていたら、ある日指摘されたのです、「ならなぜ記録をつけない?」と。

当たり前です。上げたいなら記録をつけないといけません。体重をダイエットで下げるならまず体重を測る所から始めないといけないぐらい当たり前です。

毎朝に前日の「幸せ度」を記録し始めたのですが、予想以上に面白い効果が出ています。

 

日々測ることで分かる2つのこと

1.自分への理解が深まる

日々を見返し、数字化することで、どういったことでどの程度自分は喜んだり、悲しんだりするのか、とても理解が深まりました。

美味しいものを食べた時、人に褒められた時、給料が入った時。人がどういう時に喜ぶか、おおよそのパターンはあります。しかし、十人十色。人によって最も嬉しいことは変わってきます。

例えば、私は美味しいものを食べた日より、それのレシピを完成させた日の方が嬉しさは高いです。

 

2.次にどうすればいいか分かる

自分への理解が深まることで、因果関係が分かり、因果関係が分かることで、何をすればいいのかも分かってきます。

もちろん、すぐに全てを分かることは出来ませんが、仮説ぐらいは立てれます。そして仮説が立てれるなら後はそれを元に試行錯誤するだけです。

 

さらなる可能性

このように、ただ毎日記録を取るだけでも大きなメリットがありますが、他のデータと併用することにさらなる可能性も感じています。

例えば、近年瞑想は良い影響があるとされていますが、仮に毎日した場合、日々の主観的な幸せ度の平均は上がるのでしょうか?

ウォーキングも良いとされていますが、日々20分歩いた場合、どれぐらい平均値は上がるのでしょうか?40分の場合はどうでしょう?

毎日の幸せ度と行動内容を記録した上で、統計的に調べれば影響があるかどうかか分かります。

どんなタスクが実際に日々の満足度を上げているのか。それを調べてみたくて、今までWorkflowyに書いてきた幸せ度と習慣化アプリに記録してきた日々の行動を、今はGoogle スプレッドシートに書いています。

ゆくゆくは、睡眠の質を測るセンサーや気温の変化を測るガジェット「Netatmo」等と連動して相関関係を割り出してみたいものです。

Google apps scriptもRubyもズブの素人なので時間はかかるとは思いますが、目的がハッキリした学習は楽しいものです。