なかなか新しいことをはじめられない人に知ってもらいたいもう1つの視点

モノゴトにはいろいろな見方があります。

何かをはじめたいと思ったとき、先行者を見ることでその人のやってきたことの大きさを感じ、はじめるのを躊躇することがあります。これは、はじめる人からの視点です。

先行者からの視点を持つと、何かをはじめるときのハードルが下がります。

既にはじめている人と新しくはじめる人の視点を持つことで、はじめの一歩を踏み出しやすくなるということを、僕の体験談と併せて紹介します。

気づいたキッカケ

ライフエンジンの仲間にみやさんという方がいます。

彼女は第一回のライフエンジンイベントの直後にブログをはじめ、「ブログの毎日更新を100日続ける」という100日チャレンジを掲げ実行しました。
100日チャレンジ達成しました! | みやの宝箱

結果、100日と少しで148記事も書き上げています。

僕がブログをはじめたのは2013年の5月からです。その年の12月頃からほぼ毎日更新をはじめ、ライフエンジンの初回イベントがあった2015年11月までに637記事書き、2016年3月11日までで703記事を書きました。

この数字を見て自分と比較することであることが見えてきました。

歩み出さなければ差は無限大

彼女がブログをはじめる前、僕と彼女の間には無限大の開きがありました。

僕が637記事に対して彼女は0記事。

比較できないほどの「差」がそこにはあります。

何もしていない人とやっている人の差はとてつもなく大きく、到底縮められるものには思えません。

一歩踏み出すと差が測れる

ところが、彼女が最初の1記事を書くと、僕との差は637倍になります。

こちらも十分大きい差ですが、数字に表せない状態から具体的な数字に表せる状態になったのはもの凄く大きな意味があります。

無限大から637倍。差が一気に縮まったのが分かります。

一歩踏み出すことで、先を行っている人の差を測ることができるようになるのです。

続けると差は縮まる

最初の一歩を踏み出し、「続ける」ことを継続すると、148記事書いた時点で僕との差は4.75倍になります。

!?

4.75倍!?

637倍あった差が一気に4.75倍まで縮んでしまいました。

475倍じゃないですよ、4.75倍ですよ。

無限大にあった差が、一歩踏み出すことで差を測れるようになり、続けることで一気に縮めることができるのです。

先行者の焦り

2年半ブログを書き続けてきた身として、新しくはじめた人との差の大きさはそれなりにあると心の何処かで思っていました。

しかし、このように倍率でみると思ったほど差が無いことに気づきます。

先行者だからといって、うかうかしていられないのです(記事数勝負というわけではないので焦る必要はないですが)。
先行者

はじめる人の目線

では、あたらしくはじめる人からはどのように見えるでしょうか。

ブログを書いたことがない人から見ると、既に637記事書いている人はとても大きく見えて一歩踏み出すのを躊躇するかもしれません。

現に僕は、セミナー等でブログをはじめるのを薦められたのに、先にやっている人との差を考えてしまい、なかなかはじめることはできませんでした。

ですが、先程の倍率を見ると、はじめるときにある差は自然と縮まっていくことが分かります。

はじめる前は大きく見えるものでも、一歩を踏み出せば手の届く範囲に近づくことができるのです。

まとめ

僕は何か新しいことに挑戦するとき、先行者を見て、その人がやってきたことの大きさを感じることで一歩を踏み出せないことがあります。

しかし、先行者からすると、新しくはじめた人との差は意外に早く縮むように感じるので、はじめる前の人から見える景色ほど差は大きくないのです。

自分からの視点だけでなく、先行者からの視点ももつことで、はじめの一歩を踏み出しやすくなるはずです。

この記事が、一歩を踏み出す助けと、「続ける」ための手助けになればと思います。