未来の自分を作る材料は、今の自分が選ぶ

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人って久しぶりに会うと、色々と変わっていたりしません?肉体的にも、精神的にも。

人の体を構築する細胞はどんどん死んでいき、体外に排出されていきます。そして、食べた物によって新しい細胞が出来ていきます。一説によると、人の体の殆どは3ヶ月で新しいものになるそうです。

つまり、その3ヶ月後の私の体は、私が今食べている物によって出来ているのです。食べるという行為により人は、ただエネルギーを充填するだけではなく、自分の体を何で作るか選んでもいるのです。

そう考えると、以前とは違った目線で何を食べるか選びたくなりました。

さらに、それは肉体だけではなく、精神にも言える話のようです。

「Buffer」共同創設者、Leo Widrichさんは「一緒に過ごしている人が自分を作っているのです。周りの人の平均があなたなのです(「長い時間をともに過ごしている5人」の平均が、今と未来の自分を作っている)」と言っています。

私はそれは何も友好関係に限った話ではなく、私たちが得る情報全てに言えることだと思います。

会話、TV、ブログ、本、ラジオ。全ての私たちが見聞きする情報が、私たちの精神を形作る材料になるのではないでしょうか?

人の努力をせせら笑うような番組を見ればちょっと”そう”なり、創意工夫をもって頑張る人の本を読めば少し”そう”なる。それの積み重ねだと思います。

幸福かつエキサイティングな点は、そういった情報の取捨選択を自分で出来るところです。

今度から私は、読む記事や見るTV番組などを選ぶ時は「これを自分の精神を作る材料にしたいか?」と自問自答してみます。

他にも、材料にしたくないような会話を避けるなどしてみたいと思いますが、人付き合いや仕事などで、それが出来ない状況もあります。しかし、「自分はどういったもので自分を作りたいか」という判断基準を持つことで、「自分自身」を持てると思います。

そうすれば、交じっても自分の石で赤く染まらないことができると思います

自分の材料を自分で選べるなんて、少しワクワクしませんか?