こんにちは。みや(@cottonweed1023)です。
あなたは今まで自分の人生の目的について考えたことはありますか?
わたしは過去に何度となく、このことについて考えてきました。前々回の記事に書いたように、自分の夢や目指すべきものがわからず、とにかく悩んでいた時期があったのです。
でも今は、全く悩んでいません。人生の目的も、ぼんやりとですが見つかりつつあります。
そこで今回は、なぜわたしにこのような心境の変化が起きたのかについてお話ししようと思います。
ビジネス書を読んで芽生えた焦りと不安
まずは、わたしが人生の目的について悩むようになったきっかけについてお話ししましょう。
社会人になってから、わたしはビジネス書にハマりました。読めば読むほど自分が成長できる気がしたからです。
でもあるときから、ビジネス書を読むと焦りや不安を感じるようになりました。
なぜかというと、多くのビジネス書に以下のようなことが書かれていたからです。
まずは自分の人生の目的について考えましょう。それを実現するためには、3年後にどうなっていなければいけないでしょうか?1年後は?さらに半年後、1ヶ月後とブレークダウンしていけば、今日やるべきことがおのずと見えてきます。
理屈はわかります。ごもっともです。確かにそうでしょう。
けれどもそこには大きな問題がありました。いくら考えても、自分の人生の目的がわからなかったのです。
やるべきことはわからない。だから…
こうしてわたしの中に生まれた焦りと不安を打ち消すために、わたしはとにかく行動することにしました。
まず最初にやったのは、勉強会に参加することでした。
何かを学ぶためとか人脈を広げるためとか、そんなもっともらしい理由があったからではありません。
勉強会に参加しようと思った理由はたったひとつ、なんか知らんけど楽しそうだったからです。楽しそうだったから、行きたい。だからとりあえず、行く!
そして勉強会で新しいことを教えてもらったら、すぐにやってみました。
「この人ともっと話してみたい」と思える人と出会ったら、すぐに次の予定を決めて会いに行きました。
そこにも、もっともらしい理由などありませんでした。ただ楽しそうだから、やる。将来役に立つかどうかなんてことも、関係なしです。
やるべきことはわからない。だから、楽しそうと思ったことをやってみたんです。
やってみてはじめてわかることがある
そうやって行動してみると、たくさんのことがわかりました。
勉強会に参加してみて、勉強会が好きだとわかりました。
さらに勉強会が好きだから参加し続けていたら、人と関わることが好きだとわかりました。
そして、関西でも多くの人と関われる場が欲しくて、自分でも「cotola(ことら)」という勉強会を立ち上げました。
さらにcotolaでたまたま消しゴムはんこ講座をやってみて、消しゴムはんこを作るのが好きだとわかりました。
消しゴムはんこを作るのが好きだから作ってそれを人にプレゼントしていたら、思いの外喜んでもらえることがわかりました。
そして自分の作ったもので誰かが喜んでくれるということが、自分の喜びでもあるということがわかりました。
そしてわたしはそれを仕事のひとつにしたいと考えて、BASEというサービスを利用してオーダーメイドの消しゴムはんこが作れるようなネットショップを開くべく準備を進めています。
あれこれ考える前にやるべきこと
こうして振り返ってみると、ただの行き当たりばったりだったのかもしれません。
でも、わたしの中では確実に、自分のやりたいことの核心に近づいているという自信があります。
たくさんの人と関わっていくこと、そして、自分の作ったもので誰かを笑顔にすることは、わたしの人生の目的の一部なのではないかと感じています。
何がやりたいかわからないからと行動していなければ、このことには気付けませんでした。悩みながらも行動し続けたことで、やっと自分の人生の目的が見つかりつつあるのです。
だからもしあなたも人生の目的が見つからなくて悩んでいるなら、あれこれ考える前にまずあなたが「楽しそう」と思ったことをやってみてはどうでしょうか?
なんのためにやるかなんて、考えなくてもいいです。あなたが楽しそうと思ったから、やる。それで十分なんです。
え?楽しそうなことはあるけど、どう行動したらいいかわからない?
それなら、あなたがまず最初にやるべき行動は、昨日のF太さんの記事を読むことです!
悩みながらでいいから、一歩踏み出してみませんか?